2012年3月20日アーカイブ

 10月に東京で開かれる国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会の参加者に対して、箱根を紹介していただき、震災で激減した外国人観光客の誘客を目指して、観光庁を訪れて要望書を手渡ししてきました。
 この行動のきっかけは2月4日に至誠会が主催して実施しました、講演会「未来志向の箱根」に講師としてお招きした、内閣府特命担当大臣・(金融)郵政改革担当大臣、自見庄三郎 参議院議員からの提案の実行でした。
 当日は、民主党 神山洋介 衆議院議員の協力を得て日程や工程を手配していただきましたこと、深く感謝いたします。また、秘書の鈴木さんも全ての工程で、お付き合いをいただきありがとうございました。

 当日持参した、要望書の詳細は下記の通りです。


67回(2012年)国際通貨基金・世界銀行年次総会

参加者への箱根紹介に関する要望書

 

平成23311日に発生した東日本大震災は、M9.0という大地震と想像を絶する大津波により広範囲にわたり甚大な被害を及ぼしました。

 この震災による福島第一原子力発電所の事故は、電力の供給不足を招いただけでなく、施設近隣に放射線による汚染を引き起こしました。

この事故以来、日本への外国人観光客が激減していることはご存じのことと思います。国際観光地を標榜している箱根においても前年の6割程度しか回復していないのが実情であり、外国の方々が日本に対し、今も強い不安を抱いていることがうかがえます。

 このような中、第67回(2012年)国際通貨基金・世界銀行年次総会が、東京で行われることは大変喜ばしいことであり、日本が安全であることを世界に発信する絶好の機会であると考えています。この総会には、世界各国から多数の要人が参加されるほか、金融機関の関係者を含め2万人以上の来訪が見込まれ、総会に伴うセミナーや会合も、数多く予定されていると伺っております。

現在、観光庁におかれましては「観光立国推進基本計画」の中で、訪日外国人3,000万人を目途とし、鋭意取り組まれていることと存じます。

当町では、東日本大震災以後、官民一体で、日本が元気になるために箱根の魅力を総動員して「今、箱根にできること」を実施することを目的に「箱根温泉AID」プロジェクトを行い、日本の安全を箱根町から発信するべく、外国人観光客の誘致を積極的に展開しております。

そこで、今回の総会で来訪される方々が、都心から近い観光地である箱根町においでいただければ、わずかながらではありますが海外の放射線による不安を取り除き、さらには海外の観光意欲を呼び覚ます事が出来るものと思いますので、1人でも多くの来訪者に箱根町へおいでいただけるよう、ご配慮を賜りますようお願い申し上げます。

 平成24年3月13日

  観光庁 長官  溝畑  宏 様

箱根町議会議長 折橋尚道


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 民主党 神山洋介 衆議院議員との本日の日程を打ち合わせしています。今回は、かなりいろいろな所に短時間で移動して挨拶していくこととなりました。

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溝畑 宏 観光庁長官に直接「要望書」を手渡してきました。

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 民主党 政策調査会長 前原誠司 衆議院議員ともお話ができ、箱根の観光に関して有意義な意見交換ができました。写真は、箱根の冊子で、4ヶ国語で編集している外国人向けの観光案内冊子です。 

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 最後に「財務省IMF世界銀行総会準備事務局」 仲 浩史 局長と華表良介 班長が応対してくれて、箱根に関する外国人観光客の受け入れなどの説明をし、今後の観光戦略についての話し合いをしてきました。

 今後の課題として、行政、箱根の各種団体や多くの観光事業者の方々と盛り上げていく必要性を感じました。また今後は、行政も含めて箱根全体で、大使館などに直接き書ける、行動も必要となってきます。


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