5月16.17日 登別温泉行政視察レポート

【登別市観光経済部観光室観光振興グループ】登別市は、国内外からの観光客が年間300万人以上訪れる、北海道を代表する観光地で、最大の宿泊集積地である登別温泉は9種類の温泉が湧出することから「温泉のデパート」とも呼ばれている。

主な景勝地は、地獄谷・大湯沼・大湯沼川天然足湯の三か所が代表となっている。主な観光施設は、登別マリンパーク・登別クマ牧場・カルルス温泉スキー場・登別オフロードパーク・登別ホースパーク遊駿・札内酪農館等である。

外国人観光客に関する施策は、「社団法人登別観光協会」が中心となって取り組んでおり、登別市としては、年間5,250万円の財政支援を行うとともに、観光誘客のツールであるパンフレットの作成を行っている。平成24年には、一般的な4各語対応から進めて、タイ語とマレーシア語のパンフレットを作成する。

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外国語の対応のできる温泉街の観光案内所

観光プロモーションに関しては平成7年頃より東アジアをターゲットにして取り組んでいる。その実績としては道内では札幌に続き外国人誘客2位となっている。現在では宿泊観光客の約2割が外国人観光客となっていて、外国人観光客なしでは観光は成り立たない状況である。

外国人観光客の誘客事業は、一つの自治体ではなく、広域的に取り組むことの必要性から、近隣の3市4町で「北海道登別洞爺広域観光協議会」を平成2112月に立ち上げ、平成2341日付けで観光圏として認定を受ける。

また、平成23年度に観光庁より訪日外国人旅行客の受け入れ拠点となる「戦略拠点」の選定を受け、国や民間事業者と連携して、訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備事業を平成23年度、24年度と実施してきており、同じく観光事業の訪日外国人旅行者の移動容易化のための言語バリアフリー化事業を平成23年度に行った。

言語のバリアフリーとともに、市内のバス路線を全て記号番号化して、外国人観光客に分かりやすきしている。路線にはアルファベット、その路線上のバス停には番号を指定し場指定を記号にて固有名詞化しているところが特徴である。しかし、路線上で交差するところは番号が重なる事の解消に苦労したとのことであった。

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外国人旅行者の受け入れ環境整備には、インターネットやSNS、WI-FIの整備を進め旅行者の移動容易化に力を入れている。言語については、中国・台湾のような漢字を利用する国に対捨て、母国語の表記は、日本読みできないのでバス停を案内する車内放送とのミスマッチによって、その表記の必要を疑問視しているところは注意すべきところである。英語表記を重要視した方が良いとのことであった。また、今後、タイ・マレーシア等の国に対してプロモーションをかける場合には、その母国の言語によるパンフレットの必要性を強調していた。

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