令和3年2月5日
箱根町
町長 勝俣浩行 殿
箱根町議会 至誠会
会 長 折橋尚道
新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナ感染症第3波とされる国内感染状況は、令和3年1月末に入ってもその勢いは止まらず、箱根町でも累計20名以上の感染者を出す状況となっております。
緊急事態宣言により、観光関係事業所、小売業者、飲食店の収益は著しく減少し、一人ひとりの日々の生活にも影響している状態です。未だに感染者減少が進まないことにより、政府は2月7日までとしていた緊急事態宣言継続が決定されました。
町では、1月26日、1月臨時議会補正予算審議に於いて「中小企業等事業者継続支援交付金・中小企業等雇用維持交付金」の新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策(第9次)が上程され、全会一致の採決により可決されました。このことにより多くの事業者は一息つける状況といえますが、非常事態宣言継続を受け状況は一段と厳しくなりました。この困難を少しでも打開するため、新たな施策を町独自で実行するべきであります。
そこで、我々至誠会議員は、町内事業者経営維持及び町民の生活を守るために、「経済・生活支援」「感染防止対策」「ワクチン接種」等についてご検討くださるよう要望いたします。
1.
経済・生活支援についてについて
①
町独自で実施している融資・保証制度の拡大、期間延長を含めた見直しの検討
(中小企業等感染症対策事業の拡大、経営安定緊急融資の融資申し込みの期限延長、各融資制度の利子補給・返済期間の延長等)
②
再度、町民全員に対して一定金額給付の実施
2.
感染防止対策
①
緊急事態宣言発令中の町民への協力体制の強化
②
感染症予防を施した公共施設利用
③
幼稚園・保育園、小中学校等の感染症対策の徹底
3.
ワクチン接種の準備
①
ワクチン接種に関する専門部門の創設
②
ワクチンに対する正しい知識と接種に係る町民への啓蒙