2012年5月アーカイブ

P1000156.JPGのサムネール画像
箱根町役場の駐車場に二台目の高速充電器が設置されました。
日産自動車の寄付によって設置された充電器ですが、役場内に二台設置されているのは珍しく先進的なことです。
環境に十分配慮した観光地として、多くの方々が来訪してくれることを望みます。

 地熱発電の研修会が友人の田村君の誘いで参加をさせていただきました。箱根も火山の地域ですので、地熱発電には少なからず興味を持っていました。私の会派至誠会でも鹿児島県の山川発電所に視察に行っていましたので、ある程度の知識を持っての研修会参加でした。山川地熱発電所の視察レポートは以下の通りです。

【九州電力山川発電所】

  地熱発電所の実態について

  地熱発電所の発電効率について

  メリットとデメリットについて

  地熱発電所現地視察


九州電力山川地熱発電所は、鹿児島県薩摩半島の南島端に位置し、琉球との貿易やカツオ漁業の基地として古くから栄えた港町に建設された。地域的には霧島屋久国立公園に近く指宿などの温泉観光地に隣接している。発電所周辺は海岸に近くの田園内に建設され、非常に長閑な景色のところである。

《山川発電所概要》

出力 30,000kw

タービン形式 単気筒単流衝動反動型腹水タービン

蒸気条件 0.98Pa183.2

気水分離器 竪型サイクロン式

冷却塔 機械通風式向流両吸込型

発電機形式 横置円筒回転界磁形同期発電機

発電機容量 34,000KVA

発電機電圧/回転数 11,000V3,600min-1

蒸気井 12

還元井 11

営業運転開始 平成73

全国で地熱発電所は18か所あり、九州では3番目、全国では7番目に建設された地熱発電所である。全国の地熱発電所の分布は九州・東北地方に集中していて、関東・関西圏には八丈島にあるだけで地熱発電所は存在しない。

地熱発電所のメリットとしては、①純国産エネルギー ②発電時に燃料が不要 ③二酸化炭素排出量の抑制 ④再生可能エネルギーで、半永久的に安定して利用可能とされている。二酸化炭素の排出量は、水力発電の次に有利で、石炭火力発電の約100分の1程度になる。自然エネルギーの中でも天候などに左右されにくいために、発電出力が安定していること、設備の利用率が高い。既に、開発されている技術で、経済性が高い。バイナリー発電技術により、比較的低温の熱源でも利用が可能である。

地熱発電のマイナス面は、①火山が国立公園などの近隣が多く、開発が困難 ②建設予定地の地域住民の理解が得難い(温泉などに関する影響懸念) ③開発規模が小さくスケールメリットを得にくい ④開発までのリードタイムが長い(山川18) ⑤抗井採掘、送電設備等の初期投資が大きい(山川約300億円) ⑥他の地下資源と違い、長距離輸送ができない。などである。

スケールメリットの少ない発電設備としても山川発電所の敷地はかなり広く、この程度の施設も箱根では建設が不可能に思われる。まして国立公園内の建設はかなりの困難を要する。低温度の発電施設となるバイナリー方式の発電に関して、規模も小さく熱量も低くなるので、検討の余地があると思われる。九州電力としても今後「三島村」「利島村」などの離島にバイナリー方式の発電所を実証試験中である。この方式の今後を見据える必要はあるように思われる。

以上のレポートです。


箱根では、このような地熱発電所の建設は難しいと思った訳で、それ以外の温泉発電を検討した方が良いと感じていました。有効性のある方法は現在各所で研究されているバイナリ発電で、神戸製鋼などが商品化を成功させておりますので今後バイナリ発電の研究を考えています。温泉の温度や毎分何リットルの温泉が必要でどのくらいの発電能力があるのか、設備に対する費用対効果など、さらいは今後の電力の様子など総合的な判断が必要ではないかと思います。


 宮ノ下箱根神社の祭礼が、まずまずの天候に恵まれ始まりました。夕方・夜と少し雨に打たれましたが、宮ノ下のお祭りは雨が多いのでこのくらいの雨は結構皆平気です。思い出すのはいつも私が青年会長だった時の神輿渡御で、午前中に雷が鳴り響くような天気だったことです。この年は、本来である大祭である、春の神輿渡御を十数年ぶりに、復活した初めてのお祭りでした。午前中の打ちつけられるような大雨でしたので、午後出発の神輿を取りやめようかと悩んでいいました。しかし、出発までには、小雨になったので神輿渡御を開始しましたが今思えばよく出したものだと思います。若かったころの何も考えないで、突っ走っていたころがとても懐かしく感じました。あれから20年以上も経過しましたが、楽しかった若かりし頃を思い出して、もっと頑張れと神輿に励まされたように思いました。DSC00110.JPG